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 ある日、お馴染みのお店にお邪魔して、ご主人といろいろお話をしていた時のことです。
 話が飼育器具の話題になった時、「そういえば、以前にひとつだけCO2の器具を仕入
 れたものがあるんですよ。」といって棚の奥から、黒い箱を出してきてくれました。

 「これですけどね。」といって見せていただいた箱は黒い厚手のボール紙で出来ていて
 銀色の字で「CO2」「GLASS ATOMIZER」「BUBBLE COUNTER」「CHECK VALVE」
 「3 in 1」とか書いてあります。

 しかし、この箱、良く見るとちょっと変な感じがします。それはですねぇ・・・。
 箱の銀色の部分に塗りつぶした跡があるんです。
 普通、パッケージはお客さんに良く分かるようにいろいろデザインを凝らして作られて
 いますよね。塗りつぶすようなことはしないと思うんだけど・・・。うーむ、怪しげ。

 箱の横にも銀色のラインが入っていますが、ここも上から銀色で塗りつぶされています。
 箱の上の塗りつぶされた部分を斜めから見ると、下に書かれていた文字がかすかに
 浮かびました。
 どうやら、漢字のようです。何とか読み取ってみた漢字は多分、次の通りだと思います。
   「細泡器」  「計泡器」  「止逆閥」 ううむ。漢字の世界は奥深いのぅ。
 箱左上の四角の銀色部分には楕円のマークらしきものと「水族先生」という文字が
 書かれていたようです。

 写真が小さくて見難いかもしれませんが、お分かりになるでしょうか?
 もとの漢字がうっすらと浮かんで見えています。
 (レイノックス社製マクロレンズ使用)
 と、いうことは、この製品は、台湾あたりで作られたものかもしれません。怪しげなものが
 好きな私は、思わず「これ下さい!」と言ってしまいました。
 店のご主人は「いいんですか?ちゃんと泡が出るかどうかわかりませんよ。」と心配そう
 だったんですが、HPのネタにしようと決めた私は「大丈夫。大丈夫」と、支払いを済ませ、
 家に持ち帰りました。

 箱の中身は、こんな感じです。左から
   「細泡器」(A○A社のパ○ング○ス・ラージ?)
   「計泡器」(  〃   グ○スカウ○ター?)、 
   「止逆閥」(  〃   カ○ーション○ビー)
 と、いったところでしょうか。右下は固定用のキスゴムです。
 「細泡器」のアップです。

 ガラス面への固定用に穴あきキスゴムが付属しています。
 「計泡器」と「止逆閥」です。
 両方とも白い字で「Mr.AQUA」と書かれています。
 「Mr.AQUA」って、パッケージで塗りつぶされていた「水族先生」の英訳でしょうか。
 怪しげでいかにもB級という感じがいいですねー。

 止逆閥の中に入っている逆流防止用のガラス(?)は青色です。
 某A○A社のは赤いですから、意識して変えたのでしょうか。

 それにしても、この製品、どこの会社が作ったものなのか、台湾で作られたものであると
 すると輸入品ということですが、代理店等も全然分かりません。
 バッタものの一部が安く流出したのでしょうか?
 いずれにしても怪しげであります。では、実際に使ってみましょう!
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