私なりの水草水槽の楽しみ方です。
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■Plan 考える楽しみ

アクア関連の雑誌を見ると、綺麗なレイアウトがたくさん紹介されていますよね。
「こんなレイアウトを作ってみたい・・」そう思った瞬間から楽しみは始まります。

まずは構想を練ります。皆さんはレイアウトを考えるとき、どうしてますか?私は紙に色鉛筆で
ラフスケッチを描いています。この水草を使ってみたい、このレイアウトに合う水草はどれか、
流木にしようか、石にしようか、魚は何を入れるか、構図をどうするか‥。

パソコンや車の購入で、CPUはどうするか、メモリは?オプションは何を付けようか、色は?等と
考えている時が一番楽しいですよね。ちょうど、あんな感じです。

■Do 創る楽しみ

レイアウトの構想が固まれば、いよいよ制作に入ります。まずは素材集めです。お店に行って
お目当ての水草や魚、イメージに近い流木や石を探します。
お店をいろいろ回るのは楽しいですね。珍しい水草や、今回のイメージと違うけどかっこいい流木
なんかがあったりすると、プランを変更しようか悩んでしまいますが、それもまた楽しみの一つです。
近所で入手できない場合は、インターネット通販を利用したりしています。
便利な世の中になりましたねー。

素材が集まったら、実際の配置です。個々の流木や石の一番良く見える方向、それらを組合わ
せた時の全体の配置を「ああでもない、こうでもない」とやっていると時の経つのも忘れます。
偶然ピタッとはまった構図が出来たときは、家族を強制的に呼びつけて自慢してしまいます。
(いい迷惑)

■Check メンテナンスと見る楽しみ

レイアウトをメンテナンスして仕上げていく楽しみ(苦しみ)です。レイアウトを作った当初は、水草も
各素材と馴染んでいませんが、時が経つにつれ、水草も成長して雰囲気が出てきます。
水草の成長具合を見ながら、光をあてる時間を調整したり、イメージに合うようにトリミングしたり
肥料をあげたりします。育てる楽しみですね。

ただ、ここで「コケ」という大敵が出現します。水と光と肥料があれば、どうしても出てしまうのが
「コケ」です。コケも何種類かありまして、コントロールするのはなかなか厄介です。
私の場合、メンテナンスの大部分は「コケ」との戦いとなっています。

光、水質、肥料等の各要素が水槽内でバランスした時に見せる水草の色、姿はとても素晴ら
しいものがあります。この姿を眺めるのは何物にも替えがたい楽しみです。

■Action 記録する・見せる楽しみ
[記録]
レイアウトも水草の生長とともに姿を変えてゆきます。メンテナンスをすれば、ある程度維持でき
ますが、今の私の技術ではそのままの姿で長期間というのは、どうしても限界があります。
そこで、自分なりに納得いく仕上がりになっているレイアウトを写真に撮って記録する、という楽し
み方が出てきます。これは最近始めたんですけど、中古で購入した一眼レフを使い、カラーリバー
サルフィルムに記録する、というものです。
カメラは全くの素人なので、先人にいろいろ教えて頂きながら始めたところです。リバーサルフィルム
をルーペで覗いた時、そこには透明感溢れる美しい世界が広がっているのです(写真撮影の詳し
いテクニックがなくても、そこそこ綺麗に写ります。偉大なテクノロジーに感謝、感謝)。
[交流する]
自分の作ったレイアウト、なんとかイメージに近いものが出来たり、うまくいかなかったり、いろいろです。
そんなレイアウトを他人はどう見るのだろうか、良い点、悪い点含めて教えてもらえば、次から
ステップアップできますよね。そんな時はコンテストに出してみるのが良いんじゃないでしょうか。
または、今はインターネットがあります。
コンテストに出展したり、インターネットで同好の方たちと交流を図ることがステップアップに繋がってゆくと思います。